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あれから一年

 あの大惨禍から、一年の時が流れてゆきました。

 この日を私は金沢で迎えました。

 金沢ゾンタクラブの皆さんが中心となって、あの惨禍を忘れずにいつまでも語り続ける願いを込めて3月10、11日両日にわたっての上映を企画して下さり、更にこの記念の上映会に、映画にご出演の高橋惠子さんがお忙しい中足を運んで下さり、私も金沢訪れたのでした。

 早いものであれから一年・・・。

 苦難の道だった様にも思いますが、まるで一瞬のうちに過ぎ去った時間だったようにも思われるのです。

 とにかく何かにつき動かされる様に脇目も振らずにこの映画を携えて全国を走り続けて来た一年でした。

 幸いこの映画を通して被災地を支えようとする願いは全国に大きく拡がることとなり、今年の夏には上映ヶ所は600ヶ所、観客数は50万人に届こうとしています。

 しかも、この600ヶ所のうち、映画館は何と18スクリーンのみ、それ以外のほとんどの上映は、この作品の上映を通して被災地を支えようと立ち上がった方々が自主的に実行委員会を結成し、復興の願いを込めて奔走され作り上げた上映会だったのでした。

 支え合う人の心が見事な一つの輪となってつながった50万人の願いでもあったのでした。

 あの震災で私たちは貴い多くの犠牲を強いられることとなりました。

 それを引き換えにするようにして、国の隅々に「支え合う人の心のやさしさ」があることも知らされたのではなかったでしょうか。

 上映の動きは更に大きく拡がろうとしています。

 被災地の復興の願いを込めた私の行脚は、まだまだその先に続いてゆきそうです。

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時忘れじの集い

 3月9日、東京上野公園の一角にそっと置かれたような慰霊碑の前で、8回目の「時忘れじの集い」が開催され、私も参加し、平和への願いを誓って来ました。
 この集いは、67年前の東京大空襲でかけがえのないご家族を亡くされた海老名香葉子さんが、2005年平和への願いを込めて私財を投じ慰霊碑を建立させ、それ以来、その碑の前で毎年行われていたものでした。
 1945年3月9日、東京下町を襲ったB29の碑は、たった2時間のうちに貴い10万人の生命を奪ってしまったのでした。
 兵士ではなく、明らかに一般住民を狙ったこの大量殺戮は、広島・長崎の原爆と並ぶ、明らかな犯罪的な行為でした。
 体験者の高齢化が進み、戦争体験の風化が語られる様になってしまった今日、この蛮行を忘れずに語り継ぎ、二度とこの地上に戦争の参加を招かない願いを込めて、毎年海老名さんが心を込めて続けてこられた集いでございました。
 当日は、あいにくの冷たい雨が降りしきる中、それでも設えられたテントに入りきれない程多くの方々が慰霊にご参加され、共々に平和への願いを誓い合ったのでした。
 3月11日のあの大惨禍の後に開催された今年の「集い」。
 自然災害ではなく、明らかに人間が始めた戦争の愚かさを胸の中で反芻しながら、何があっても二度と戦争は起こしてはならない・・・。
 そんな思いを深く胸に刻んだ雨の上の公園でした。
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